CTで見る化石の世界 −古生物の部屋

CTで見る化石の世界

CTなどの画像解析を手がけている(有)ホワイトラビットさんに声をかけて頂いて,いくかの化石のCTスキャンを行うことができました.CTスキャンは皆さんご存じですね.そう,病院などでの検査に使うあれです.要は標本にX線を照射し,その断面画像を3次元に復元する手法です.

化石をクリーニングしているときなど,この岩石のどこに化石がどのように埋まっているか知ることが出来たらどんなに楽かと思うことがあります.はたまた,研究上どうしても化石の内部を知りたいけど,博物館から借りてきた標本だから割ったり切ったりすることもできないし・・・・,という事があるかと思います.そんなときに今回ご紹介するCTが役に立ちます.


【CTで見る化石の世界メニュー】

1.異常巻きアンモナイトMuramotoceras sp.のCT

2.異常巻きをアンモナイトをグリグリ回してみよう!(作成中)

3.現在研究中の化石巻貝のCT(作成中)

4.岩石中のチューブワームの化石(作成中)


なお,今回のCT画像解析はホワイトラビットさんが行ってくださいました.どうもありがとうございました.